MF鎌田大地は今夏にフランクフルトを去ることになりそうだ。イタリア北部のトレーニングキャンプに向かったメンバーに含まれなかったため、放出候補の1人と見られている。
アディ・ヒュッター新監督は、7月29日-8月5日に行われるキャンプに向け「(フィールドプレーヤーを)28-29人を連れて行くことはない」と強調していた。さらに、キャンプ前最後のテストマッチであるグロイター・フュルトとの対戦でもメンバーに含まれなかったことから、鎌田ら数人の選手は退団となる可能性が高いと伝えられていた。
そして、クラブは28日、鎌田やMFマルク・シュテンデラ、FWブラニミル・フルゴタやネルソン・マンデラ・エムブーホムがキャンプに参加しないことを発表。この4人は「フランクフルトに残り、(テクニカルディレクターの)マルコ・ペッツァイオリの下で練習することになった」と伝えている。
新シーズンに向けた調整が最終段階に入ったフランクフルト。長谷部誠ら主力組、新加入の選手たちが連携を確認するキャンプのメンバーから外れたことは、監督の構想に含まれていないと考えてもいいかもしれない。