リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、間近に迫ってきた新シーズンへ向けての意気込みを語った。英『BBC』が伝えている。
昨シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)決勝に進み、プレミアリーグでも3位で終えたリヴァプール。その戦いぶりには称賛が集まっていたが、タイトルを手にすることはできなかった。
悲願のCL、そしてプレミア優勝へ向け、今夏の移籍市場では大型補強を敢行。ナビ・ケイタやファビーニョ、アリソン、シェルダン・シャキリなどのビッグネームの獲得におよそ1億6900万イギリスポンド(約246億円)を費やした。
タイトル獲得へ向け、サポーターやメディアの期待とプレッシャーが高まる中、クロップ監督は「プレッシャーは気にしない」と語った。
「プレッシャーは増しているだろうが、私は気にしない。できる最高のプレーをして、ファンを幸せにしていきたいね。私は空想家ではないんだ。これから夢を見るための土台を作っていかなければならない」
「シーズンを通じて、80%でプレーする必要があるね。90%ではないにしても、最も難しい仕事だ。10%は、5-0で勝ったりする時。それがフットボールだよ」
そして、貪欲になり続ける必要があると意気込んでいる。
「大きなチャレンジに準備しなければね。怒り、アグレッシブで、すべての試合に勝つという貪欲な気持ち持つ必要がある。他のチームにもクオリティがある。選手獲得やスタッフを祝福するのではなく、戦う準備をするんだ」
リヴァプールのリーグ開幕戦は8月12日。相手はリヴァプールと同様に大型補強を進めているウェスト・ハムだ。