元チェルシーのジョン・テリーが現役引退を選択する可能性が高いようだ。イギリス『ヤフー・スポーツ』が伝えた。
昨夏、長年在籍したチェルシーを退団して、チャンピオンシップ(英2部)のアストン・ヴィラに加入したテリー。しかし、チームは昇格プレーオフ決勝まで進んだものの、あと一歩のところでフラムに敗れ、プレミアリーグ復帰を逃した。
この試合の後にアストン・ヴィラから去ることを決めたテリーに対しては、世界中から魅力的なオファーが届けられたが、37歳の同選手はいずれのチャンスも手にすることはなく、そのままスパイクを脱ぐことになるようだ。
そして、テリーの次なる新天地として浮上したのが、ティエリ・アンリ氏が去ったイギリス『スカイスポーツ』。代表歴も豊富で、チェルシーでプレミアリーグとチャンピオンズリーグを制した実績を持つ同選手は元フランス代表FWの後釜に最適と考えられている。
一方で、元チームメイトで今夏からダービー・カウンティを率いることが決まったフランク・ランパード監督やレンジャースの指揮を託されたイングランド代表のチームメイト、スティーブン・ジェラード監督のように指揮官としてのキャリアを歩む可能性もある。
しかし、現段階で適切なオファーがあるまでは解説者として『スカイスポーツ』で働く可能性が高いとされている。そのため、これからはジェイミー・キャラガー氏やギャリー・ネヴィル氏らとともにフットボール界の“ご意見番”としてその姿を目にすることになりそうだ。