先にレアル・マドリーに加入したブラジル人FWヴィニシウスは、百戦錬磨の選手たちに対しても驚きを与えるプレーを披露している。
チャンピオンズリーグ三連覇を果たし、欧州最強の集団として君臨するレアル・マドリー。しかし4500万ユーロという破格の移籍金でフラメンゴから加わった18歳のブラジル人FWは、そんなチームの中でも輝きを放てる器のようだ。
それは、21日の練習での出来事だった。世界トップレベルの選手たちとミニゲームに興じるヴィニシウスは、ミドルレンジから虚をつく右足ループシュートでゴールを狙った。高く浮かび上がったボールはGKアンドリー・ルニンの頭上を越えて、見事枠内に収まっている。
このゴラッソ(ファインゴール)に、チームメートたちは「うわぁ」「おぉ」「すげえ」などと感嘆の声を上げていた。
今季はレアル・マドリーのトップチームとBチームを行き来しながらプレーすることが見込まれるヴィニシウスだが、早い段階でトップチームに定着できるかもしれない。