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名将トラパットーニ氏、C・ロナウドのセリエA加入を歓迎「ウィリアム・テルのように」

2018年7月21日(土) 2:10 

 
元イタリア代表指揮官のジョヴァンニ・トラパットーニ氏が19日、フェアプレー・メナリーニ賞の式典に出席し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユヴェントス加入について、自身の見解を示した。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

過去にユヴェントスの指揮を執った経験を持つトラパットーニ氏は、C・ロナウドのセリエA移籍を歓迎した。

「イタリアサッカーはレベルが低かったわけではないが、それでもC・ロナウドの加入は間違いなくイメージの向上に役立つだろう。特に試合のクオリティ、セリエAに注目が集まるという点で、彼の加入は重要だったと思う」

「ウィリアム・テルは、上手く弓矢を使えば敵に一撃を加えることができると教えた。C・ロナウドは今もまだ、選手としてピークにある。ゴールのクオリティだけでなく、強靭なフィジカルも持つ。チームに融合すれば、(マッシミリアーノ)アッレグリにとって重要な駒となり、新たな矢となるだろう」

またロシア・ワールドカップにおいて、ディディエ・デシャン監督率いるフランスが優勝を飾ったことを喜んだ。

「フランスは、私が指揮したユヴェントスのように、守備とカウンターで勝利したので嬉しい。だがデシャンに対する褒め言葉とは言えないな。重要なのは結果を出すことだ。私もアニェッリ一族には『面白くない』とよく言われていたが、私は最後に優勝することが重要なのだと言っていた。優勝すればスタジアムも満員になる。勝てなければスタジアムも満員にならない。クロアチアのように素晴らしいサッカーをしたチームは他にもあったが、フランスはW杯優勝に相応しかったと思う」

(提供元:Goal.com

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