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ローマSD、アリソン放出の正当性を主張「野望の欠如ではない」

2018年7月21日(土) 2:10 

 
チームの守護神であったアリソンをリヴァプールへ放出したことにサポーターから不満の声が上がっていたローマだが、モンチSD(スポーツ・ディレクター)は決断の正当性を主張した。『BBC』が報じている。

ローマはアリソンをGKとしては史上最高額の移籍金6600万ポンド(約97億円)でリヴァプールに売却。サポーターからは守護神を放出したクラブに批判の声が寄せられていた。

しかしモンチSDは、今回の決断が熟考した上でのものであると主張している。

「相当額のオファーが届いたときはしっかりと考える必要がある。我々は良い点と悪い点を秤にかけ、リヴァプールへの返答を決めた」

「アリソンの売却は野望の欠如を意味するものではない。私にとっては野望というのはすべてのことを考慮した上で正しいことをすることだ」

そしてサポーターの心情に理解を示しつつも、すでにトップレベルの選手の補強に成功していることに目を向けてほしいと語った。

「サポーターの考えも理解できるが、彼らには我々がチーム強化の最中であることを理解してもらいたい。我々が(ジャスティン)クライファートや(ハビエル)パストーレを獲得できると思っていなかった人たちもいるはずだ。もしかしたら今日は何人かのサポーターにとっては辛い日になったかもしれないが、我々はすでにトッププレーヤーを獲得している」

「私は1年だけではなく、何年もの期間を見据えたチーム強化をするためにここにやってきた。そして今回の決断もその考えに沿っていると100%確信している」

(提供元:Goal.com

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