ウェスト・ハム・ユナイテッドは、マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀の獲得に向け、プレミアリーグのライバルと争奪戦を繰り広げることになりそうだ。イギリス『HITC』が伝えた。
今夏、デイヴィッド・モイーズ氏の後任としてウェスト・ハムの指揮官の座に就いたマヌエル・ペジェグリーニ監督。指揮官の交代に伴い、この移籍市場で同クラブは積極的な補強を続け、すでに7名もの新戦力を獲得した。
しかし、ペジェグリーニ監督が優先するのはストライカーの獲得。2017-18シーズンにおいてウェスト・ハムで10点以上をマークしたのはマルコ・アルナウトビッチのみと決定力に不安を抱えている。そこで同クラブが目を付けたのは、すでにニューカッスル・ユナイテッドが興味を示しているとされる武藤だ。
今夏のワールドカップにも出場した武藤は、ドイツでの3シーズンで20ゴールを記録。同選手自身もプレミアリーグでのプレーを以前から“夢”と語っており、イングランド行きに前向きであると考えられている。
ウェスト・ハムはこの移籍市場で、クラブ史上最高額の3600万ポンド(約54億円)でフェリペ・アンデルソンを獲得するなど前線までの戦力は十分に整ってきた。ストライカー獲得を目指す同クラブは、ニューカッスルとの武藤争奪戦を制することができるのだろうか。