リヴァプールは、ストーク・シティのスイス代表MFジェルダン・シャキリの獲得を発表した。
ロシアでのワールドカップにスイス代表として出場したシャキリに対して、リヴァプールはシーズン終了後から獲得に乗り出していた。そして13日、1350万イギリスポンド(約20億円)で同クラブはシャキリの獲得を発表。なお、双方は2023年までの5年契約を結んでいる。
移籍が決まったシャキリはリヴァプールの公式ウェブサイトで「ここに来ることができて、とてもうれしい。素晴らしい歴史に、偉大な選手たち、そしてファンタスティックな監督がいる巨大なクラブだ。数年前には移籍が実現しなかったが、ようやくここに加入できてハッピーだ。ここで成長して、タイトルを取りたい。そのためにここにやって来た」と喜びを語った。
2017-18シーズン、シャキリはリーグ戦36試合に出場して8ゴール、7アシストを記録するも、ストークは19位に終わり2部降格が決定。シーズン終了後には移籍について「何も隠すことはない」と同選手はストーク退団の意向を明らかにしたまま、ロシアW杯に臨んでいた。
一方で、2017-18シーズンにチャンピオンズリーグ決勝まで辿り着いたリヴァプールは、すでにナビ・ケイタ、ファビーニョと中盤に新戦力を補強し、シャキリは3人目の新戦力。2018年1月にチームを去ったフィリペ・コウチーニョの代案確保に苦しんでいたユルゲン・クロップ監督にとって、シャキリの加入は朗報と言えそうだ。