イングランドは7日、ロシア・ワールドカップ準々決勝でスウェーデンを2-0と下した。デレ・アリは、自身のパフォーマンスに納得していないとしつつ、勝利を喜んでいる。
コロンビアとのPK戦までもつれ込んだ死闘を制し、8強入りを決めたイングランド。堅守を誇るスウェーデンとの一戦では、前半のうちに得意のセットプレーからハリー・マグワイアが決めてリードを奪うと、後半にデレ・アリが追加点を決めて勝負あり。28年ぶりの4強入りを決めた。
試合後、2点目を挙げたアリは英『BBC』に対し、勝利をファンに捧げたいと語った。
「僕らは共に懸命に働いた。僕らにとっても、子どもたちにとっても素晴らしい旅になっているね。偉大な成果であり、これをファンに捧げるよ。自分自身を信じ続けないとね」
「個人的には、僕はすべきパフォーマンスはできなかったと思う。でも、チームはソリッドだった。最初から最後まで試合をコントロールできたね。スウェーデンはすごくタフだから、2点を奪えたのは素晴らしいね」
これまで約30年近く、国民の大きな期待に応えることができなかったイングランドだが、ついに28年ぶりに4強進出を決めた。長い歴史の中で唯一の優勝である1966年大会以来、52年ぶりの頂点に立つことは出来るのだろうか。