アルゼンチン戦で見事なパフォーマンスをみせたフランス代表FWキリアン・ムバッペに、称賛の声が続々と上がっている。
フランスは6月30日、ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でアルゼンチンと対戦。ムバッペは自慢のスピードで前半にPKを獲得すると、後半には決定力の高さを見せつけ、2ゴールを挙げた。4-3での勝利に大きく貢献し、ムバッペは試合後に喜びを露わにしている。
1958年にブラジル代表の“王様”ペレが達成して以来となる10代でのW杯1試合2ゴールを記録した19歳の怪物には、ディディエ・デシャン監督やチームメイトから称賛の声が相次いでいる。元スペイン代表のアルバロ・アルベロアは、あの名作の主人公の1人のように見えたようだ。
「ムバッペは若きルーク・スカイウォーカーのようだ。遅かれ早かれ、世界を支配するだろう。まさにビーストだ!」
19歳にして、ミシェル・プラティニ氏やジネディーヌ・ジダン氏らが背負った10番を渡されたムバッペ。その期待通りの活躍を見せている。ロシアの地で、あらたなスーパースターが誕生した。