アルゼンチン戦で2ゴールを含む3得点に絡む圧巻の活躍で、マン・オブ・ザ・マッチに選出されたフランス代表FWキリアン・ムバッペが喜びを語っている。
フランスは6月30日、ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でアルゼンチンと対戦。ムバッペは自慢のスピードで前半にPKを獲得すると、後半には決定力の高さを見せつけ、2ゴールを挙げた。4-3での勝利に大きく貢献し、ムバッペは試合後に喜びを露わにしている。
「僕らはハッピーだし、僕自身いい感じだよ。僕らは皆で、『どんなビッグチーム、最高の選手相手でも素晴らしいことができる』と言い合っていた。それがまさにできたんだ。(ペレ以来初めて1試合で2ゴールをマークしたが?)いいね、素晴らしいことだ。嬉しいことだけど、僕は努力をやめないよ。特にこのワールドカップでは可能な限り勝ち進みたいからね」
ムバッペの圧倒的スピードは、元ブラジル代表のFWロナウドを彷彿とさせると一部で話題となっている。しかし、ディディエ・デシャン監督は2人の違いについて言及する。
「ロナウドは純粋な9番で点取り屋だった。キリアンはより速いが、違いを作るにはスペースが必要だ。しかし結局この比較は、世界王者と若い良い選手によるものだからね。彼はまだ19歳やそこらだ。まだまだ成長する。彼がこの先もっと成長してくれたら、嬉しいよ」