DFBポカール準決勝が25日に行われ、ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)とフランクフルトが対戦。アウェーのフランクフルトがPK戦の末に決勝進出を決めている。
試合は15分にアウェーのフランクフルトが先制。右サイドからのクロスを、ペナルティーエリア内左でフリーとなっていたタレブ・タワサがダイレクトで叩く。強烈なシュートがネットに突き刺さり、フランクフルトがスコアを先に動かした。
それでもサポーターの後押しを受けるボルシアMGが前半終了間際、同点に追いつく。丁寧なビルドアップを続けていたボルシアMGが、左サイドにボールをつけると、イブラヒマ・トラオレがクロス。ニアでアンドレ・ハーンが頭でそらすと、ヨナス・ホフマンがファーで押し込んだ。
その後、スコアは動くことなく、延長戦へ。結局、120分の激闘でもボールがネットを揺らすことはなく、PK戦へと突入した。
両者6人目まで成功し、先攻のボルシアMGがアンドレアス・クリステンセン、ジブリル・ソウが連続して失敗。フランクフルトも6人目は失敗したものの、7人目のブラヒミル・フルゴタがきっちりと成功し、勝負を決めた。
11年ぶりの決勝進出を果たしたフランクフルトは、アウェーに駆けつけたファンの元へ走り、喜びを分かち合っている。