13日間で5試合戦うリヴァプール指揮官クロップ「こんな日程可能なわけがない」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、過密日程への不満をあらわにした。16日にニューカッスル・ユナイテッドに勝利するも、19日のトッテナム戦を2-2のドローで終えたリヴァプール。首位マンチェスター・シティの背中が遠のいた同チームの次戦は22日のカラバオカップ準々決勝レスター・シティ戦で、さらにクリスマス後の26日、28日にも試合が待っている。現在、チーム内では複数の選手から新型コロナウイルス検査で陽性が確認されており、ヴィルヒル・ファン・ダイク、チアゴ・アルカンタラらが19日の試合を欠場していた。トッテナム戦後にクロップ監督は、イギリス『スカイスポーツ』で「次は水曜日に試合して、日曜日、そして火曜日にも試合をする。こんなのは不可能だ。我々には選手がいない。他に1人や2人陽性者が出る可能性もある。このことについても考えなければいけないから、強行することなんてできない」と話し、不満を続けた。「まずは、カラバオカップ準決勝のセカンドレグをなくすこと。1試合だけでいいし、どこでプレーしようとかまわない。それに、12月26日に試合して、次が28日なんて可能なわけがない。プレーする気はあるが、我々には助けも必要だ。今のままで続けようとしても、通常どおりにできるわけがない」「これ以上プレーできず、ブレイクに入っても私は大丈夫だ。しかし、問題があることも理解している。その試合をいつするかということだ。調整は簡単ではない。コロナ前から少し忙しかった。そして今、コロナは我々に打撃を与え、このように継続していくことはできないと我々に教えている」