チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、ドローに終わったエヴァートン戦で多くのチャンスを逃したことを嘆いた。16日に行われたプレミアリーグ第17節でチェルシーはホームでエヴァートンと対戦。新型コロナウイルス関連で複数の主力が不在だったチェルシーは圧倒的にボールを支配して試合を優位に進め、23本ものシュートを放つも相手GKジョーダン・ピックフォードの牙城をなかなか崩せず。ゴールは70分のメイソン・マウントの得点だけに終わり、直後には失点して1-1のドローで終えた。リヴァプールとマンチェスター・シティの上位勢が連勝を飾るのとは対照的に、直近のリーグ戦5試合で2勝のみのチェルシーのトゥヘル監督は、試合後にイギリス『BTスポーツ』で「リードを再び失ったんだ、もちろんフラストレーションはある。我々のこの試合での取り組みを見ればわかるが、この結果を受け入れることは難しい」と話し、嘆きを続けた。「前半と後半に結果を得るための大きなチャンスを逃し、一貫したリズムを見つけられず、ベンチから新たなエネルギーを生み出そうとしたが、難しかった。我々はリードして、そのリードをフリーキックにより失ってしまった」「フットボールにおいて、結果を説明できる理由は決して1つではないが、1つの大きな理由は間違いなく我々は今日たくさんのチャンスを逃したということだ。2点や3点をリードできる可能性もあったし、無理なリスクを冒すこともできた。多くの選手を、大きなキャラクターやレギュラーの選手たちを失っていたことは明らかだ。しかし、これを言い訳にすることはできない」