インテルとクリスティアン・エリクセンが契約を解消するようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。デンマーク代表として参戦した今夏のEURO2020で試合中に心停止を起こしたエリクセン。迅速な救命措置により大事には至らなかったものの、皮下植え込み型除細動器(ICD)の装着を余儀なくされており、この件があって以降、公式戦のピッチには立てていない。セリエAでICDを装着した状態でプレーすることは認められておらず、依然としてキャリアを続行できるか不透明の状況の続く。そんな中、同選手は現在、母国デンマークの古巣オーデンセBKの施設を使用してトレーニングに励んでいることがわかっていた。そして15日、同メディアが伝えたところによると、現状イタリアでプレーできる可能性が限りなく低いエリクセンとインテルは、今後数週間のうちに契約を解消する見込みだ。そして、新天地は古巣オーデンセBKになると予想されている。2020年冬にトッテナムからインテルに加入し、昨シーズンのセリエA制覇に貢献したエリクセン。ネラッズーリとの契約は2024年夏までの残っているものの、冬の移籍市場開幕を前にフリーになるようだ。