マジョルカのルイス・ガルシア監督は、久保建英とイ・ガンインの起用法について言及した。今夏にレアル・マドリーからマジョルカへと期限付き移籍で復帰した久保。負傷により2カ月余りの離脱を余儀なくされた同選手だったが、先日の敵地でのアトレティコ・マドリー戦では、終盤に名手ヤン・オブラクの股を抜くシュートを決め、チームの2-1の勝利に貢献していた。徐々に復調を見せ、8試合ぶり白星のヒーローになった日本代表MFだが、アトレティコ・マドリー戦後にガルシア監督はイ・ガンインとの共存について「この2人が一緒にプレーするのは難しいだろう」との見解を示していた。そして10日のセルタ戦を前にした会見で、同指揮官は久保の状態について「どんどん良くなっている。ただ、まだ100%ではない」と話し、再び両選手の起用について言及した。「仮に2人を起用すれば、どちらかはウィングでプレーしなければいけない。しかし、2人とも左サイドでは難しいだろう。だから、より中央か右サイドになる。しかし、プレーできる選手次第であり、相手次第だ。だから我々はタケとガンが一緒にプレーできるか評価している。トレーニングでは一緒にプレーしているよ」