エイバルに所属するFW武藤嘉紀はニューカッスルからの退団を希望しているという。『クロニクル・ライブ』が伝えた。
武藤は2018年夏、950万ポンド(約14億5000万円)でマインツからニューカッスルへと加入。しかし、負傷や出場機会の少なさなどでイングランドでは成功を収められず、28試合で2ゴールにとどまっていた。すると、今季はエイバルへとレンタル移籍。ここまで公式戦24試合で3ゴール2アシストを記録している。
ニューカッスルとの契約を2022年まで残している武藤だが、エイバルでの生活を楽しんでおり、スペインへの完全移籍に前向きだという。そのためには、エイバルが1部に残留し、ニューカッスルの求める要求額を満たす必要がありそうだ。
ニューカッスルとしては、週給5万4000ポンド(約800万円)の武藤が退団を希望すれば、邪魔する必要はないと考えている。加えて、契約が残り1年となって換金することができれば、950万ポンドを取り返すことができなくとも、満足すると伝えられている。
来シーズン、武藤はどこでプレーすることになるのだろうか。