バルセロナのロナルド・クーマン監督が、セビージャ戦の敗戦を振り返った。
10日に行われたコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグで、セビージャの本拠地に乗り込んだバルセロナ。しかし25分に先制点を許すと、終盤85分にも追加点を許し、1戦目を0-2と落とした。
試合後クーマン監督は「試合を分析する必要がある。(セカンドレグまで)たくさんの試合があるからね」とし、「消耗している部分が大きかった。セカンドレグではチャレンジして勝利しなければならない。複雑だが、希望はある。このチームはホームでなんだって起こせるんだ」とセカンドレグでの逆転に意気込んでいる。
また、判定についても言及。70分にジョルディ・アルバが倒されたシーンで、主審アントニオ・マテウ・ラウス氏はペナルティーエリア外でのファウルを取ったが、クーマン監督は異議を唱えている。
「PKについてはいつも疑問がある。誰もが私にPKだと言っていたよ。彼らはファウルを犯したが、巧妙なファウルだった」
「相手は良く守った。強いチームで、素晴らしいスカッドがある。我々のコンディションは良く、最後まで戦った。うまくプレーできたが、フィジカル的で素晴らしいチームが相手だったんだ。チャンスはあった。VARもあるが、私はPKだったと思う」
また、2失点に絡んでしまったサミュエル・ユムティティにも言及。「この試合では良かったよ。ミスもあったが、他の誰もがそうだ。それがフットボールの一部で、彼を追及するのはフェアではない。我々は全員で負けて、全員で勝利するんだ」と擁護している。