昨夏の移籍市場でレアル・マドリーに鳴り物入りで加入したMFエデン・アザールだが、それ以降市場価値が大幅に減少している。
昨夏に移籍金1億ユーロ+インセンティブ4000万ユーロという巨額でチェルシーからレアル・マドリーに加入したアザール。しかし以降は手術を要するもの含めて6回(全キャリアでは22回)の負傷に苦しみ、その出場率は約30%にとどまっている。
移籍専門サイト『トランスファーマルクト』が算出するアザールの市場価値は、このために大きく下落した。レアル・マドリー加入時の市場価値は1億5000万ユーロだったが、現在は6000万ユーロと9000万ユーロ減。同選手は今季も負傷で出遅れることになったが、ここ20日間では2000万ユーロも価値が下がっている。
税負担含めた年俸が3000万ユーロと高額なアザールだが、現状、レアル・マドリーは1試合のプレーで220万ユーロを同選手に支払っていることになる。レアル・マドリーのサポーターに大きな失望を味わわせているベルギー代表MFは、ここから巻き返しを図ることができるだろうか。