リオネル・メッシがバルセロナ退団を申し入れたと報じられており、今夏バルセロナは大刷新を余儀なくされる可能性が高いと見られる。
そして同チームのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルについても、退団が有力視されている。以前からユヴェントス時代の恩師アントニオ・コンテ率いるインテルへの移籍がうわさされており、ミラノ行きは間近と見られていた。
だが母国チリメディアは異なる見方をしている。チリ『La Cuarta』はビダルについて「ビダルはインテルよりもユヴェントス帰還を望んでいる」として次のように伝えた。
「ビダルはすでに身近なメンバーに心中を明かしているようだ。彼はインテルよりもユヴェントス行きを望んでいると知られている」
「ユヴェントス行きは古巣復帰でもあるが、新監督アンドレア・ピルロは中盤でビダルとともにプレーしていた盟友でもある。本人はビアンコネーリ行きを優先的に考えているようだ。また、クリスティアーノ・ロナウドとともにプレーできる環境、UEFAチャンピオンズリーグ制覇に近いという観点からも、ユヴェントス復帰が最優先となっている」
33歳ビダルは14-15シーズン以来のセリエA帰還が有力視されているが、新天地は過去に4期在籍した古巣ユヴェントスとなるのか。それとも恩師コンテ率いるインテルとなるのか。今後の進路は間もなく定まることになりそうだ。