チェルシーが積極的な補強を見せている。レヴァークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハヴェルツに加えて、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFチアゴ・シウバも確保したもようだ。
今夏の移籍市場において積極補強を続けるチェルシーは、すでに来季に向けてアヤックスからハキム・ツィエク、そしてRBライプツィヒからティモ・ヴェルナーを合わせて推定9300万ユーロで引き入れている。
『Goal』の取材では、ハヴェルツに関してチェルシーはレヴァークーゼンが求める1億ユーロを満額で支払うことに同意しており、移籍実現が決定的に。クラブ最高額の取引に同意したチェルシーは、まず8000万ユーロを支払い、残りは分割で支払う見込みだ。
さらに、移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーはチアゴ・シウバとも合意を取り付けたとのこと。PSGとの契約が今季限りで退団が濃厚となっている元ブラジル代表主将は、チェルシーからの2022年までのオファーに同意したとのことだ。
さらにチェルシーは、レスター・シティの左サイドバック、ベン・チルウェルの獲得にも近づいている。5000万ポンドと見込まれる同選手も仮に確保すれば、およそ2億2000万ポンド(約300億円)を補強に費やすビッグサマーとなる。