レアル・マドリーに所属するギャレス・ベイルが、今夏の移籍の可能性について認めた。スペイン紙『アス』が伝えた。
2017-18シーズン、ジネディーヌ・ジダン前監督の下で出場機会が限られたベイルだが、シーズン終盤にトップパフォーマンスを披露。しかし、シーズン最大の一番であるリヴァプールとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、先発が期待されながらもベンチスタートとなった。それでも、ベイルは途中出場から2得点を挙げる活躍を披露し、勝利の立役者となった。
ファンとのQ&Aイベントにおいて、ベイルはCL決勝で先発を外れたことについて、「前にも言ったけど苛立ったよ。でも途中から出場できることは分かっていたからね。とても素晴らしいゴールを挙げることができた」と語り、ベンチスタートには失望したものの、バイシクルキックでの記憶に残るゴールを含む2得点を決めることができたことに満足感を示した。
また、今夏にレアル・マドリーを退団する可能性については、「(次のシーズンにどのクラブにいるかは)本当に分からないんだ。代理人と落ち着いて協議するよ。残るかもしれないし、そうならないかもしれない。夏に落ち着いて考えて、解決できたらいいね」と語った。
なお、ベイルが退団する際の移籍先としては、マンチェスター・ユナイテッドが有力候補として挙がっている。イギリス地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』も先日、マンチェスター・Uがベイルの交渉を進めていることを報じている。