レガネスを退団し、レアル・ソシエダ指揮官に就任したアシエル・ガリターノ監督が、新たな挑戦への意気込みを語っている。
レガネスをリーガ・エスパニョーラ1部に昇格させ、同カテゴリーに定着させたガリターノ監督は、今夏に故郷バスクのチーム、レアル・ソシエダを率いることを決断。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同指揮官は、ソシエダとであれば、最高のチームと競い合えるとの見解を示している。
「恐怖はないよ。ラ・レアルを指揮することは、3-4年前からあり得ることだと考えていた。レガネスとはまったく違うが、それが良いことか悪いことかは分からない。だが、ここであれば最高のチームと競い合える可能性を得られると思う」
ソシエダはリーガを12位で終えるなど、期待外れの成績で今季を終えた。
「私にとって順位よりも重要なのは、距離だ。バルセロナがリーガで優勝したとして、レアル・マドリーとの勝ち点が2差か25差では、ずいぶんと違う。順位は変わらなくても、印象は大きく変わるんだよ。ラ・レアルは12位になることもできるが、上位とのチームとの距離を縮められたらと思う」
その一方で、攻撃的なフットボールを実践するジョゼップ・グアルディオラ監督と、堅守速攻を特徴とするディエゴ・シメオネ監督のどちらが好みかを問われると、こう返した。
「私は両チームとも好んでいる。一チームが一つの試合で、その両方の長所を見せることができるならば、とても素晴らしいだろうね」