サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也がDF長友佑都との日本人対決となったインテル戦を振り返っている。イギリス紙『デイリー・エコー』が報じた。
サウサンプトンは3日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4節でインテルと対戦。吉田とインテルの長友佑都はそれぞれ先発し、日本人対決が実現している。試合は1-1で迎えた後半、長友が左サイドからのクロスの処理を誤り、オウンゴール。これが決勝点となり、サウサンプトンが2-1で勝利している。
吉田は代表でともにディフェンスラインを形成する“仲間”のミスに「不運でしたね。誰にでも起こることですし、これがサッカーだと思います。僕が今彼に言えるのは『残念だったな』ってことだけです」と話した。
サウサンプトンは前節、インテルにアウェーで0-1と敗れていた。それだけにホームでのリターンマッチで勝利を収められたことは大きいと吉田は語っている。
「サン・シーロで負けていたので、この勝利は大きいですよ。素晴らしい雰囲気でしたし、勝ち点3を必要としてました。前半はもっと上手くできたと思いますけどね。ただ、雰囲気は本当に最高で、4年いますけど、一番だったんじゃないかなと思います」
また、吉田はプレミアリーグの優先順位が最も高いことを認めながら、ELでも成功をつかみたいと語っている。
「プレミアリーグがもちろん優先ですが、ELでもチャンスはあります。移動の長さや相手を見てもタフなグループです。インテルのようなチーム相手は当然簡単ではないですしね。次のスパルタ・プラハ戦も難しい戦いになるでしょう」