アルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシは、21日に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ準決勝アメリカ戦でひじを骨折し、決勝は欠場する見通しとなった。
グループステージ第3節ボリビア戦に続いて先発に起用されたラベッシは前半3分、FWリオネル・メッシからの浮き球パスに頭で合わせて先制ゴールを記録。最終的に4-0の快勝を収めたアルゼンチンが前回大会に続いて決勝進出を果たす助けとなった。
だが後半途中には、タッチライン際でボールを受けようとした際に広告看板を乗り越えて反対側に転落する形となってしまった。倒れ込んだラベッシはその場で治療を受けたあと交代を余儀なくされた。
アルゼンチンサッカー協会(AFA)の発表によれば、ラベッシは左ひじの脱臼骨折と診断されたとのことだ。正確な復帰の見通しは未定だが、26日に行われる決勝は欠場することになりそうだ。
また、同じく後半途中に交代したMFアウグスト・フェルナンデスは右足大腿二頭筋の損傷と診断された。重傷ではないものの、決勝には出場できないと発表されている。
アルゼンチンは決勝で、22日に行われるコロンビア対チリ戦の勝者と対戦する。