久しぶりの国際大会となったウェールズ。その中心で活躍するガレス・ベイルはスロバキア戦、イングランド戦ではFKから直接得点を挙げると、続くロシア戦でもゴールネットを揺らしている。
この3得点により、ベイルはアイヴァー・オールチャーチ氏が持つ、ウェールズ代表における主要国際大会での最多得点記録を58年ぶりに更新。なお、オールチャーチ氏は1958年のワールドカップで2得点を挙げていた。
また、ベイルが記録したグループリーグ全試合での得点も、大会としては12年ぶりだ。前回のグループリーグ全試合得点は、チェコ代表ミラン・バロシュとオランダ代表ルート・ファン・ニステルローイが達成したユーロ2004までさかのぼる。