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スペイン、トルコを圧倒して2連勝、決勝トーナメントへ モラタとノリートで3ゴール

2016年6月18日(土) 5:51 

 


17日に行われたユーロ2016グループD第2節、スペイン対トルコの一戦は、3-0でスペインが勝利を収めた。

初戦のクロアチア戦を落としてあとがないトルコは、立ち上がりからアグレッシブなハイプレスを仕掛け、トルコらしさを見せる。開始直後には高い位置でボールを奪いチャンスをつくりかけると、ピケにファウルで止められて早くもイエローカードを出させた。

しかし、2連覇中のスペインには、トルコのハイプレスをかいくぐる技術があった。

11分、スペインはジョルディ・アルバが左からクロスを入れると、ニアでDFに当たったボールがポストに弾かれる。直後のCKでは、ピケがフリーでヘディングシュートを狙うが、叩きつけすぎたボールはクロスバーを越えた。

次第にトルコは引いて構えるようになり、スペインのポゼッションはさらに高まる。29分にノリートが惜しいミドルシュートを放つと、均衡が破れたのは34分。左サイドを鮮やかに崩してノリートが右足でクロスを入れると、中央でモラタがヘディングシュートを決めた。

スペインの勢いは止まらない。37分には、引いてパスを受けたノリートが中へ叩いて、モラタを経由したボールがセスクに渡る。裏を狙った浮き球のパスはDFの頭に当たるが、それでもこのボールにノリートが反応。GKの位置を確認した上でダイレクトで合わせて追加点を奪った。

2点を追いかけるトルコは、後半のスタートから戦術変更。チャルハノールを下げてシャヒンを投入した。

しかし、スペインがトルコの気持ちを削っていく。48分、イニエスタのスルーパスでJ・アルバが裏を取ると、GKの前で横へ。プレゼントを受け取ったモラタが冷静に決めた。リプレイではJ・アルバの位置がわずかにオフサイドだったものの得点は認められ、大きな3点目が入った。

トルコは追いかけるどころか、スペインに翻弄され続ける。65分を過ぎた頃には、初戦から冴えないパフォーマンスが続く主力のアルダ・トゥランにサポーターから強烈なブーイングが起こるようになって戦意喪失気味。

スペインはシルバ、セスクを下げて、ブルーノとコケを投入し、今後を見据えた戦いになる。やはりペースは落ちたものの、トルコにゴールを与えることはなく、時間が進んでいく。

結局、終始相手に隙を見せなかったスペインがトルコに3-0で完勝。2連勝でグループステージ突破を決めた。

(提供元:Goal.com

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