14日に行われたユーロ2016グループF第1節、ポルトガル対アイスランドの一戦は、1-1の引き分けに終わった。
総人口およそ33万人の小さな国、初出場のアイスランドは、もちろん高い士気でユーロ初戦を迎えた。立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せて、人口1000万人を超えるサッカー界の強国ポルトガルに挑む。
序盤はアイスランドが相手ゴール前に持ち込むシーンもあったが、やはり主導権を握ったのはポルトガルだった。相手が守備を固めてくることは予想どおりと言わんばかりに左右に素早く揺さぶり、守備の隙をうかがう。
21分には決定機。左サイドのクリスティアーノ・ロナウドが右足で速いクロスを入れると、ゴール前のナニにドンピシャリ。しかし、ヘディングシュートはGKの足に阻まれた。
早く先制したいポルトガルは、31分に待望の先制点を奪う。右サイドのアンドレ・ゴメスがワンツーで裏を取ってグラウンダーのクロスを入れると、ニアのナニが右足で合わせてゴール。1-0として折り返す。
だが、ポルトガルは簡単に勝たせてもらえない。
後半に入って50分、アイスランドの歴史に残る大きな1点が決まった。右サイドからクロスが入ると、ポルトガルの守備に乱れがあり、ファーサイドのビルキル・ビャルナソンがフリーに。右足のボレーで捉えて同点になった。
その後は再び前半と同じ展開。ポルトガルが持ち、アイスランドが引く形で試合が進んだ。もちろん、チャンスの数ではポルトガルに分があったが、アイスランドも数少ない攻撃の機会でフィニッシュまで持ち込み、接戦が続く。
焦りがあるのは、より勝利が求められるポルトガル。73分にはC・ロナウドがミドルシュートを狙うも、バーの上に外れた。
71分にレナト・サンチェスを入れたポルトガルは、さらにクアレスマ、エデルを投入して勝ち越しを目指す。80分にはナニのクロスにC・ロナウドがヘディングで合わせる決定機が訪れたが、GKの正面。1-1が続く。
試合は1-1のまま終了。勝ち点1を分け合ったが、両陣営の表情ははっきりと分かれた。