バルセロナは、獲得を検討しているセビージャFWケヴィン・ガメイロを引き入れるために試行錯誤している模様だ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
バルセロナのルイス・エンリケ監督はFWリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの3トップの負傷や温存に備え、「第4のFW」を補強するようにクラブに懇願しているとみられる。そこで白羽の矢が立っているのが、今季公式戦で25得点を記録しているガメイロだ。
移籍に向けて焦点となりそうなのは、両クラブ間で動く移籍金である。セビージャは2018年まで契約を残すガメイロを狙うクラブに、4000万ユーロ(約50億円)を要求する意向。だがアタッカーだけではなく、センターバックや左サイドバック、中盤の選手獲得を考慮しているバルセロナに同額を支払うつもりはないとされる。
そこで、バルセロナはセビージャにいくつかのオプションを用意している。そのひとつは、2000万ユーロ(約25億円)+MFアレン・ハリロビッチのレンタルという形だ。ハリロビッチは今季レンタル先のスポルティング・ヒホンで出場機会を得て才能を解き放っている。19歳MFはクロアチア代表の先輩であるMFイヴァン・ラキティッチからセビージャが素晴らしいクラブだと聞かされ、移籍に前向きな市姿勢を示しているという。
もうひとつは、移籍金を引き下げるためにバルセロナで出場機会を失っている選手を譲渡するというものだ。DFマルク・バルトラは以前からセビージャの関心が噂されていた。また最近招集外が続いているMFアレイクス・ビダルにも、1年で古巣に復帰する可能性が浮上している。
先日ガメイロの去就に関して質問を受けたセビージャのウナイ・エメリ監督は、選手が契約を残していることを強調しながら、「時期が来れば何かが分かるはずだ」と話していた。指揮官が指し示す時期とは、次の夏のことである。マーケットが開くまで、2カ月弱が残されている。今後の動きに注目だ。