日本代表のハビエル・アギーレ前監督ら42の個人・団体が被告となっているスペインサッカーリーグ八百長事件の裁判が、当初の予定よりも遅れる見通しとなっており、判決は2017年以降に出されるとの見方が出ている。18日のスペイン紙アスが専門家の予想として伝えている。
同裁判では被告全員に出頭通知が出されているが、登録住所と現住所が違うケースがあるという。現在でも3人の居所が不明で手続きが進展していない。聴取は当初2月中にスタートする予定だったが、初日は3月25日に設定し直されている。
また元サラゴサ所属選手で現在マンチェスター・ユナイテッドのMFアンデル・エレーラは、今季リーグ戦終了後の出廷を要望し、裁判官がこの申請を受理。取り調べの終了は当初予定の5月6日より大幅にずれ込むことが決定的だ。
対照的に後から始まったオサスナに対する別の八百長事件の裁判(被告19人、前クラブ会長ら数人が一時収監)はすでに取り調べが始まっており、前者のケースより早期に判決が出される可能性が浮上している。
なおスペインの八百長疑惑については、さらなる拡大の恐れも出始めている。マルカ紙によると、スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長が警察に話したところでは、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が2011〜12季の終了後に3人の所属選手の契約を打ち切ったが、その理由は同シーズンのサラゴサ戦(2012年5月13日)で試合結果の操作に応じたからだとしている。