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レアル・マドリー、史上初となる7季連続での準決勝進出!C・ロナウドのハットでバイエルンとの死闘を制す/CL準々決勝

2017年4月19日(水) 6:15 

 
18日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー対バイエルン・ミュンヘンは4-2でレアル・マドリーの勝利に終わった。レアル・マドリーは合計スコアでも6-3で上回り、7シーズン連続で準決勝進出を果たしている。

アリアンツ・アレーナでのファーストレグは、1-2でレアル・マドリーの勝利に終わった欧州カップ戦のクラシコ。統計において、アウェーでのファーストレグに勝利したレアル・マドリーが欧州カップ戦で敗退した経験はわずか一度だけ、1994-95シーズンのUEFAカップ、オーデンセ戦しか存在しない。さらに1999-00シーズン、2001-02シーズン、2013-14シーズンと、決勝トーナメントでバイエルンと対戦したシーズンではいずれもCL制覇を達成しているという縁起の良さもある。

ジダン監督は先の報道通り、負傷のベイルの代わりに絶好調イスコを起用。イスコをトップ下、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマを2トップとする中盤ダイヤモンドの4-4-2を採用した。一方バイエルンはレヴァンドフスキが復帰し、ハビ・マルティネスを出場停止で欠く以外はほぼベストと称せるスタメンを揃え、普段の4-3-3を採用した。

チーム紹介アナウンスでは、レアル・マドリーを古巣とするシャビ・アロンソ&アンチェロッティ監督に大喝采が送られたベルナベウ。もちろん試合になると打って変わって、バイエルンがボールを持つ度に強烈なブーイングが吹かれることとなった。しかし序盤のバイエルンはそのような重圧をものともせず、レアル・マドリーを自陣に押し込んでいく。レアル・マドリーは守備時にモドリッチが右サイドに張り、イスコがボランチとなるフラットの4-4-2となるも、サイドの守備が後手に回る場面が目立った。

そしてバイエルンは10分に決定機を迎える。リベリの折り返しから、ペナルティーエリア内でフリーとなっていたチアゴがシュートを放った。しかしながら必死に戻ったマルセロが、滑り込みながら頭でボールを止めて、レアル・マドリーがなんとか失点を防いでいる。

対して、イスコがいながらもボールを保持するでもなく、速攻に終始していたレアル・マドリーは、20分過ぎにようやくラインを押し上げて厚みのある攻撃を展開。観衆の後押しを受けるホームチームの方が牙が鋭く、バイエルンの守備を穿っていったが、幾度も迎える決定機を決め切るまでには至らない。23分にはマルセロの上げたクロスにベンゼマが頭で合わせるも、ボールは枠外へ。また28分にはノイアーがクリアし損ねたボールをセルヒオ・ラモスが押し込もうとしたが、ボアテングにゴールライン上でボールを弾かれた。

レアル・マドリーはさらに36分、カウンターからC・ロナウドがペナルティーエリア内右に侵入。逆側にはベンゼマがいたがシュートを選択し、ボールはノイアーの正面に飛んだ。ホームチームが度重なる決定機を逸し、スコアレスのまま試合は折り返しを迎えた。

そして後半開始から6分後、バイエルンが逆転への一歩を踏む。ロッベンがペナルティーエリア内でカセミロに倒されてPKを獲得(かなり際どい判定だったが…)。キッカーのレヴァンドフスキが11メートルからのシュートを冷静に決め、逆転まであと1点と迫った。

その後は、バイエルンの一方的ペースとなり、レアル・マドリーもベルナベウもナーバスな雰囲気を醸し出すように。ジダン監督はこの状況を打開しようと64分に最初の交代カードを切り、ベンゼマを下げてアセンシオを投入する。が、その後もバイエルンがボールを保持する状況は変わらない。アンチェロッティ監督は70分にリベリをドウグラス・コスタ、シャビ・アロンソをミュラーに代えて攻勢を強める。対してジダン監督は71分にイスコとの交代で守備も計算できるルーカス・バスケスをピッチに立たせた。

すると75分、再度スコアが動く。劣勢だったレアル・マドリーが、C・ロナウドが電光掲示板に1の文字を輝かせた。ポルトガル代表FWはカセミロの浮き球から得意のヘディングシュートを放ち、ついにノイアーの壁を破った。4000人のバイエルンファンの掛け声を前に存在感を薄めていたマドリディスタたちは、このゴールで一気に息を吹き返し、狂喜乱舞といった様子。だったが、それが静まり返るのも早かった。77分、ミュラーのパスがS・ラモスのオウンゴールを誘発してスコアは1-2となり、合計スコアもイーブンとなった。

その後にはレアル・マドリーがマルセロ、アセンシオと決定機を迎えるが、ゴールには至らない。対するバイエルンは、84分にアセンシオを倒したとしてビダルが2枚目のイエローカードで退場に……。ビダルはアセンシオより先にボールに触れていたために、バイエルンは納得のいかない形で数的不利を強いられることになった。アンチェロッティ監督は88分にレヴァンドフスキをキミッヒに代えて、中盤の選手を補充している。結局、後半はそれ以上点が入らず終了し、延長戦に突入した。

数的優位に立ち、さらに交代カードを1枚残しているレアル・マドリーと、シメオネ監督の言葉を借りれば「30分長いアウェーゴールを決める時間」を手にしているバイエルンによる延長戦。前半は最初にバイエルンがレアル・マドリーを攻め立て、ホームチームが徐々に押し返していくという展開。レアル・マドリーは97分にC・ロナウドがボールを叩くもノイアーの好守に遭い、一方バイエルンはその1分後に速攻からドウグラス・コスタがフィニッシュに持ち込んだが、こちらは枠を外れた。

その後も執拗に攻撃を続けたのはレアル・マドリーだったが、105分についにそれが実る。苦しい状況で電光掲示板を1から2に変えたのは、やはりというべきか、C・ロナウドだった。ペナルティーマーク付近に位置した背番号7は、後方のS・ラモスから送られた浮き球を胸でトラップし、左足を一閃。またもやノイアーを破り、観衆はあの「ウーーーーーー!」の叫び声をこだまさせている。しかし、ラモスのパスが出た時点で、ロナウドの身体はバイエルンの最終ラインを完全に越えており、物議を醸すシーンともなりそうだ。

「バモス・レアル!アスタ・フィナル!(行こうぜレアル!最後まで!)」の韻を踏むチャントとともに開始された延長戦後半、レアル・マドリーはそれに従うようにバイエルン相手に得点を重ねる。まず110分にマルセロのお膳立てからC・ロナウドがハットトリックを達成。その2分後にはアセンシオがバイエルンDF2枚をかわしてネットを揺らした。

「アシ・ガナ・エル・マドリー!(マドリーはこうやって勝つ!)」のチャントが響き渡る中で、ジダン監督はクロースをコバチッチに代えて中盤の守備を強化。アウェーゴールを1点決めても追いつけなくなったバイエルンの攻撃を跳ね返しながら、試合終了のホイッスルを迎えている。オーデンセ戦の再現を阻止したレアル・マドリーは、CL史上初となる7シーズン連続での準決勝進出を達成。バイエルンを破ったことで、史上初のCL連覇に向けても弾みをつけた格好になった。

(提供元:Goal.com

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