スウェーデンが誇る逸材FWアレクサンダー・イサクは、この冬の移籍市場でボルシア・ドルトムントに移籍した。その理由について、イギリス誌『フォーフォーツー』のインタビューで説明している。
スウェーデン1部AIKに所属していたイサクは、昨秋のリーグ戦で90人のスカウトが視察に訪るなどした逸材。1月の移籍市場では、レアル・マドリーが同選手の争奪戦を制したように思われたが、結局はドルトムント入りを決めている。
ドルトムントを選んだ理由について17歳の同選手は、「若手選手にとって成長を果たすために最適なクラブだと思うから。ここではたくさんの若手たちにチャンスが与えられてきた。そういったところに好感触を得たんだ」と説明した。
1月にはスウェーデンA代表の最年少得点記録を17歳113日に更新したイサクだが、新天地ではまだ公式戦に出場していない。だがドルトムントで、アメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチやフランス代表FWウスマン・デンベレといった1歳程度年上の選手たちがプレーする姿を見るイサクは、「僕の決断は正しかった」と語っている。