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大一番に臨む長谷部誠、サウジ戦は全員で戦うことを強調「誰が出ても監督が求めるものを」

2016年11月15日(火) 7:09 

 


14日、日本代表はロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦(15日)に向けて調整を行った。チームのキャプテンを務める長谷部誠が次のように語っている。

サウジアラビアの監督は2010年のワールドカップで激突した、オランダを率いたベルト・ファン・マルヴァイク監督だ。「あの時はオランダでしたし、率いているチームが違うし、国も違うので、一概には言えないですけど、サウジアラビアの印象としては、初戦の2試合に勝ったことによって(その後も)すごく自信を持っているのは見ていて感じます。中東のチームは結構組織が緩いと見られがちですけど、かなりオーガナイズしてやっている部分もありますしね。多少、我慢しなきゃいけない時間帯が出てくると思います」と述べ、オランダをW杯準優勝に導いた知将の指導力を警戒した。

グループBの首位に立つサウジアラビア側からすれば、対日本でのアウェー戦は引き分けでも十分に成果と言えるもの。引いて守られる時間が多くなる可能性については、「戦術的な部分について詳しく言えませんけど、試合展開に応じて対応を考えなければいけないですし、その中で交代で入ってくる選手が(攻撃的か守備的かなどの)メッセージになることもあります。ピッチの中でやらなければいけないことがあると思うので、そのへんは経験ある選手がやるべきことだと思います」と語っている。

11日のオマーン戦では清武弘嗣や大迫勇也が活躍し、過去の数試合と攻撃陣の組み合わせが異なる布陣になる可能性がある。それについては、「(サウジアラビア戦に)誰が出るか僕らも今の段階では分からない感じで練習しています。(ヴァイッド・ハリルホジッチ)監督がちょっと緊張感を(チームに)持たせているのかなって。結局、誰が出るにしても、やっぱりこのチームは監督が求めているサッカーをやらなければいけないと思います。サウジアラビア戦はホントに総力戦というか、誰か1人が活躍すればいいゲームにはならないと思います。チーム全員でやる必要がある」と断言。どの選手が出ようと結果を出すために一丸となって最善を尽くすと述べている。

試合についてはホームということでボールを保持する時間が多くなることが予想されるが、「自分たちが攻める時間は長くなると思います。ただ、相手もカウンターなり、結構いい攻撃がありますから。得点を取ることと同じくらい失点をゼロで抑えることが大事なので、そこはしっかりリスクマネジメントしながらやっていきたいと思います」と語り、攻守両面でバランスを保つことの重要性を強調している。

(提供元:Goal.com

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