レアル・マドリーは6日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)との契約を2021年まで延長したことを発表した。
レアル・マドリーは公式HPで、C・ロナウドと2019年まで結んでいた契約を2年間延長し、7日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで会見を行うことを発表している。
2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに加入したC・ロナウド。レアル・マドリーではチャンピオンズリーグ2回、UEFAスーパーカップ2回、クラブ・ワールドカップ1回、リーガエスパニョーラ1回、コパ・デル・レイ2回、スペイン・スーパーカップ1回の優勝に貢献し、3回にわたってピチーチ(リーガ得点)に輝いた。また同時期には、バロンドールを2回獲得している(マンチェスター・ユナイテッド時代にも1回獲得)。
この新契約を全うすることで、36歳までレアル・マドリーでプレーすることになるC・ロナウド。同選手はレアル・マドリーの公式戦360試合で372得点を記録と1試合平均1点を上回るペースで得点を重ねており、クラブ歴代最多得点者(歴代ランク2位はラウール・ゴンサレス氏の741試合323得点)にもなっているが、現在のペースを維持すれば500得点はおろか、600得点すら容易に到達可能となる。
ただしC・ロナウドの今季成績は8試合5得点と、これまでのペースを維持できていない。スペイン国内ではキャリアの最盛期は過ぎ去ったとも指摘されており、今回のさらなる長期契約が、レアル・マドリーにとって正しい判断であったのかは議論の的にもなっている。C・ロナウド本人は「まだまだトップレベルのプレーを見せられる」と主張しているが、ここから調子を上げ、いまだ最盛期にあることを証明できるのだろうか。